今日は"モノを売る"という仕事の仕組み(システム)の勉強をします。
教師: 「お菓子やしき」でみなさんは何をしますか?
児童: お菓子を売る ← なんと言いますか。お店やさん/小売業
児童: お菓子を買う ← なんと言いますか。お客さん/消費者
そうですね。ここにいるみんなは「お菓子やしき」でお菓子を売ります。つまり、お店やさんになります。
例えば、〇〇くんはオモチャやさんだとします。
教師: オモチャやさんの仕事は何ですか?
児童: オモチャを売る。
教師: オモチャを売るということは売るオモチャをどこかから持ってきますよね。
児童: ファクトリー、トイザラス、ターゲット
教師: そうですね。オモチャを作っている工場やオモチャを売っているお店から買ってくるんですね。
それを"仕入れ"、その時払った値段を"仕入れ値"と言います。
では、お店やさんは仕入れたオモチャを仕入れ値で売るのでしょうか?
〇〇くんはトランスフォーマーの人形を工場で1体$10で仕入れました。お客さんに$10で売りますか?
児童: 売らない。 $29で売る。
そうですね。仕入れた値段より高く売るんですね。
例えば、$10で仕入れて$29で売ると、$19の差(違い)が出ます。この差を"儲け"と言います。
お店はこの"儲け"がないと潰れます。バンクラシーです。
はい、今、2つの言葉が出ました。
" 仕入れ値"と " 儲け "
ここまで整理します。
お店の人は何かと何かを足して" 定価 " をきめます。定価とは決まっている値段(プライス)。
例えば、お菓子の袋に書いてある値段です。
仕入れ値+儲け=定価
もし、定価で売れない場合お店やさんはどうしますか?
児童: 安く売る。値段を下げる。ディスカウントする。
↑
値引き
そうですね。 定価 ー 値引き = 売り値 と言います
ディスカウントした場合は 売り値 ー 仕入れ値 = 儲け になります。
まとめ
① お店やさんが仕入れた時の値段を何と言いますか。 仕入れ値
② お店やさんが最初に付けた値段を何と言いますか。 定価
③ 実際に売った値段を何と言いますか。 売り値
④仕入れ値と売り値の差を何と言いますか。 儲け
⑤値段を下げることを何と言いますか。 値引き